【遺体間違い】埼玉県警察所沢署で軽視された「最後の尊厳」 「遺体取り違え」 のお粗末な人的ミス

【遺体間違い】埼玉県警察所沢署で軽視された「最後の尊厳」 「遺体取り違え」 のお粗末な人的ミス
  • URLをコピーしました!

人間にとって最後の尊厳を問われる「死」への認識の軽さが浮き彫りになった。所沢署で昨年11月下旬、安置していた遺体を葬儀業者を通じて遺族に引き渡す際、誤って別人の遺体を渡してしまったミス。県警では4年前にも深谷署で同じようなミスが起き、チェック体制を強化していたが、現場では守られていなかった。

 県警捜査1課によると、取り違えられたのはともに所沢市に住む70代男性と50代男性。11月27日、それぞれの自宅で亡くなっているのが見つかった。警察では何らかの疑いがあったり身元不明の場合に遺体を安置するが、2人については検視の結果、事件性はないと判断されていた。

 ■3人とも見落とし

 翌28日正午ごろ、50代男性の遺族が署を訪れ、身元を確認。数時間後に葬儀業者が遺体を引き取りにくる予定だったことから、立ち会った署員らは遺体を安置室のストレッチャーの上に寝かせておいた。しかし、午後3時5分ごろ、急遽(きゅうきょ)70代男性の葬儀業者が遺体を引き取りに来た。立ち会ったのは検視を担当する刑事課強行犯係の30代の男性巡査部長と男性巡査長、20代の地域課の男性巡査の3人。

 「こちらがご遺体ですね」。ストレッチャーに乗せられた50代男性を3人は70代男性だと思い込み、大した確認もしないまま業者に引き渡してしまった。30日朝、別の葬儀業者が50代男性を引き取りに来て取り違えが判明。通夜や火葬の前だったため、同署は遺体を改めて引き渡し、それぞれの遺族に謝罪した。 県内では年間の死体取り扱い件数が200体を超える署もあるという。連日のように遺体を取り扱う中で、遺体への対応がおざなりになってはいなかったか。

 県警のある警察官はあきれた表情で言う。「遺体を見ることには確かに職業柄慣れている。ただ、死は人間にとって最後の尊厳。こんなミスは警察官として絶対にありえない」。死と向き合う仕事だからこそ、人の死についてもっと真剣に考えてもらいたい。

2015/01/13  産経新聞

2024年2月、埼玉県警所沢署において「遺体取り違え」事件が発生しました。このケースでは、同じ施設(所沢市内の特別養護老人ホーム)で亡くなった2人の高齢女性の遺体が、警察と施設側の身元確認の手続きの不備により、誤ってそれぞれ別の遺族に引き渡されてしまったというものです。

具体的には、2月中旬、同じ施設で入所者2人が相次いで亡くなり、所沢署が死亡の確認や手続きを行っていました。ところが、遺体の管理や身元の再確認が十分でなかったため、葬儀会社によって2人の遺体が取り違えられ、その後本来の遺族ではない家族が葬儀を進めてしまいました。事後、遺族が提出した火葬許可証や死亡診断書の内容と遺体の特徴が異なることなどから、取り違えが発覚しました。

警察と施設、葬儀社の確認体制の不備が原因で、埼玉県警は遺族に謝罪し、「不手際で多大なご迷惑とご心痛をおかけした」とコメントしました。

【感想】  

高齢者施設や警察、葬儀社が連携する際は、特に慎重な身元確認が求められますが、同姓や年齢が近いなどの理由だけで確認を怠ってしまうことの危険性を、改めて痛感した出来事だと思います。故人への最期の対応にミスが起きるのは、遺族にも二重三重の哀しみと困惑を与え、信頼回復には長い時間が必要です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

悠々自適なアラフィフライフを楽しむ"よこみ"との何気ない日々を綴るブログ。

こんにちは!私たちは、アラフィフの"Tabibito"と、パートナーの"よこみ"です。充実した人生を送りながら、穏やかな時間を共に過ごしています。

私たちの暮らしは、忙しかった多忙な日々から離れ、自然や趣味を大切にするシンプルなものに変わりました。朝はゆっくりとコーヒーを楽しみ、晴れた日には散歩やハイキングで新しい発見を求め、夜は美味しい料理を共に作り、穏やかな会話を楽しむ。そんな日常が私たちの幸せです。

"よこみ"とは、お互いの個性や趣味を尊重し合いながら、楽しい時間を創り出す特別な存在です。週末には映画鑑賞や読書、時には旅行にも出かけ、人生の新しい思い出を積み重ねています。

私たちの目標は、健康で豊かな生活を送りながら、心地よい環境を整えていくこと。これからも、素敵な時間と場所を探し続け、一緒に成長していきたいと思っています。

そんな私たちの悠々自適な日常を、ぜひ覗いてみてください。あなたも一緒に、素敵なライフを楽しんでみませんか?

・アイキャッチ画像は最近覚えた「whisk」でジブリ風に作成しています。

目次