近年、「白ナンバー」の自家用車を無許可で霊柩車として使用する業者が摘発される事例が相次いでいます。これらの業者は、本来必要な許可や手続きを怠り、違法に遺体搬送サービスを提供していたとして、道路運送法違反の疑いで書類送検されるケースが見られます。
なぜ「白ナンバー」での霊柩車営業が違法なのか?
霊柩車として営業を行うには、国土交通大臣の許可を得る必要があります。これは、以下の理由に基づいています。
**安全性の確保:** *
遺体搬送は、衛生面や安全面で特別な配慮が必要です。許可を受けた業者は、車両の構造、衛生管理、乗務員の教育など、一定の基準を満たすことが求められます。
**適正な料金体系:**
無許可業者は、料金設定が不透明であったり、高額な料金を請求したりする可能性があります。許可を受けた業者は、料金体系を明確にし、適正な価格でサービスを提供することが求められます。
**責任の明確化:**
万が一、事故やトラブルが発生した場合、許可を受けた業者は、損害賠償責任を負うことになります。無許可業者は、責任の所在が曖昧になり、遺族が十分な補償を受けられない可能性があります。
遺族や友人が自家用車で遺体を搬送するのは?
原則として、遺族や友人が自家用車で遺体を搬送することも違法と解釈されています。これは、道路運送法が、有償・無償に関わらず、事業として自動車を使い他人を運送することを規制しているためです。
ただし、例外的に認められるケースもあります。それは、**「葬儀を行うための搬送」** であり、**「運送行為を事業として行う」** とは見なされない場合です。例えば、自宅で亡くなった方を葬儀場まで、または病院から自宅へ搬送する場合などが該当します。
しかし、この判断は非常にグレーゾーンであり、警察や自治体によって解釈が異なる場合があります。そのため、自家用車での搬送を検討する場合は、事前に警察署や葬儀社に相談し、許可を得るのが賢明です。
【感想】
「白ナンバー」霊柩車の問題は、遺族の悲しみに付け込む悪質な行為であり、断じて許されるものではありません。無許可営業は、安全面、料金面、責任面において、遺族に大きなリスクをもたらします。
また、自家用車での遺体搬送についても、法的な解釈が曖昧であるため、注意が必要です。遺族としては、少しでも費用を抑えたい気持ちも理解できますが、違法行為に加担してしまうリスクを考えると、専門業者に依頼するのが最も安全で確実な方法と言えるでしょう。
より安心して故人を見送るためには、法律を遵守し、許可を得た信頼できる業者を選ぶことが重要です。そのためにも、政府や関係機関は、違法な霊柩車営業に対する取り締まりを強化するとともに、遺族に対する情報提供や相談窓口の充実を図るべきだと考えます。
旅人近年では、ご当地図柄入りナンバープレートが普及しているせいで一般消費者には「白ナンバー」と「グリーンナンバー」の見分けがつきにくいとは思います。
国土交通省さんもう少し分かりやすくしてください!!
ご当地営業営業ナンバー


### 情報源
* 国土交通省:[https://www.mlit.go.jp/](https://www.mlit.go.jp/)
* 葬儀社や弁護士事務所のウェブサイト(霊柩車に関する法規制について解説しているもの)
**注意:** 上記は一般的な情報であり、個別のケースによっては異なる判断がなされる場合があります。最終的な判断は、専門家にご相談ください。




