元葬儀社経営者が教える。現役葬儀社の社員と対面相談するとき、葬儀社や社員がもっているスキルの見極め方をお教えします。
スキルを見極める前にみなさんは第一印象はどの位の時間で決まるかご存知ですか?
実は人の第一印象は3秒で決まる、と言われています。
メラビアンの法則では「視覚情報」が55%、「聴覚情報」が38%、「話の内容」が7%と提唱されています。 目から入ってくる情報がなんと90%以上!いかに見た目が大事かがわかりますね。
清潔感の有無
担当者の身なりや会社、葬儀会館は清潔感があるか。
葬儀社の仕事は死者に触れ、宗教儀式の進行の補助をし遺族の悲しみをケアすることにあります。ひとつひとつの仕事に丁寧に臨むかどうかは普段の身なりや会社内はもとより葬儀会館や葬儀ホールにも表れます。
ただ、スーツ(背広)や礼服をきているからといって身なりがよいとは言えません。なぜなら、葬儀業者によっては上下作業着やポロシャツなど消費者に威圧感を与えないような服装を推奨されている場合もあります。
では、どのようなことで身なりの清潔感を感じるのか考えてみましょう!
いくつか上げておきます。
【スーツ・背広・礼服、カッターシャツ・作業服・ポロシャツ】
- 襟首・ズボンがしわやよれたり汚れていないか
- 襟首や袖口がヨレヨレや黒ずんでいないか
- 作業着の色落ちや色褪せはないか
- ボタンが取れていないか
現役時代の私は、一つの仕事を終えると自宅にシャワーを浴びに帰り、新しい作業服に着替え次の現場に向っていました。また、私が見てきた優秀な葬儀社の社員は私とおなじように、ひと現場ごとに事務所で新しいワイシャツや作業着に着替えていました。
色褪せしているような作業着を着ていることもありませんでした。
旅人仕事柄昼夜問わず緊張感を緩和させるためのタバコなの?
昔の葬儀社さんの社員さんや献茶のお姉さん方の喫煙率が高く”タバコのにおい”が当たり前になっている葬儀社や寝台車専門業社は未だに多いです。
ひと昔前であれば、寝台車で故人を病院迎えに行き自宅まで故人との同乗した直後に遺族と共に車内で煙草を一服・葬儀の打合せ中に一服という光景が当たり前でした。
朝から晩まで”スモーキン’ブギ”(ダウン・タウン・ブギウギ・バンド)のごとく
迎えの寝台車・打ち合わせ・飾り付けの時所かまわず先輩方はどこでも喫煙をしていました。
※当時は、病院内でも平気で喫煙場所が所かまわずあった時代ですから・・・
臭い(体臭・香水臭・口臭)について
- 香水などを過度につけすぎていないか(男女担当者共に)
- 化粧の匂い(女性担当者に多い)
- 汗臭(汗をかいたあとの処置ができていない方)
- 口臭(タバコの匂いやコーヒーの匂いに鈍感な方)
昨今においては国を挙げての受動喫煙防止(2020年4月より)の啓発に伴ってかタバコを吸う方はほとんどいらっしゃいません。(一部葬儀社では、勤務中の喫煙を禁止している企業もあります。その為、寝台車はもとより営業車においても禁煙にされています。)
社員が身につけている腕時計や華美な装飾品など
- 腕に必要以上に念珠やミサンガをいくつもつけている
- 高級腕時計「Ro〇ex」やスポーツウォッチ「〇-SHOCK」を身につけている
- 金やプラチナ・シルバーのネックレスやブレスレットをつけている



信仰されている宗教の念珠であれば、1つで十分かと思います。
業務に関係のない高級時計やネックレスやブレスレットについては休みの日に身に着ければ良いのではないかと思います。ネックレスならシャツに隠れてわからないから大丈夫!ブレスレットも納棺時には外すからOK!高級腕時計「Ro〇ex」やスポーツウォッチ「〇-SHOCK」も誰もそこまでは見ていないしと思ってつけられている貴方へ
声を大にして言いたい!!その姿をちゃんと見られていますよ!
※献茶のお姉さんとは、今風に言えば女性セレモニースタッフです。
会社事務所や葬儀会館・葬儀ホールについて
- 会社事務所や葬儀会館・葬儀ホールの外観に当たり前のようにゴミが散乱し雑草が枯れた状態。
- 喫煙者用に喫煙場所を設けてはいるが、建築現場の喫煙所の如く灰皿に吸い殻が放置されている。
- 社員やアルバイト・パートの自家用車や営業車が、ホールや事務所の出入り口の近くに駐車している。
葬儀に不慣れな消費者が分かる言葉で話をしてくれているか。
お葬式の現場ではさまざまな専門的な用語が飛び交います。
普段の生活で、お葬式に縁のない消費者側の私たちには正直言って分からないことだらけです。
例えば、お柩(柩)などを説明する時にでも何故!?故人を納めるお柩(柩)必要であるかを丁寧に説明してくれるかなど・・・。
私たちがなにが分からずに困っているのかを汲み取って察知してくれているか、こちらの分かる言葉や本当にお葬式に必要な物や参列していただく方への不備や迷惑をかけることのないよう提案や説明をしてくれる社員は”プロフェッショナル”です。
金銭的な相談に嫌な顔をせずに対応してくれるか。
少しでも費用を抑えてと考えててもこちらからはなかなか口には出しにくいものです。
事前相談者やご遺族に対して金銭的な言いにくい雰囲気を作らない、無理難題を言われてもいやな顔せずに対応してくれる社員は”誠実”だと言えるでしょう。
最近では、チラシやホームページに葬儀一式プランで費用を全面に出されている葬儀社さんも多くなりましたが、あくまでも葬儀費用の入り口にしか過ぎません。
火葬料金や故人の病院から自宅への搬送費用や通夜や告別式の供養品などが最小限に抑えてプラン含まれる場合などほんとに広告で表示されている金額で収まるかなどはきっちん確認しておくことが後々もめることはありません。
価値のある提案ができているか。
逆に、多少お金がかかってもいいから故人が生前お花が好きだったので「お花をいっぱいのお葬式」で送ってあげたい。などのこちらの提案を担当者が聞き入れてくれるかなど・・・
社内で決められたプランや料金でも担当者が遺族に対しての自己判断でできる限りの心配りや提案(別途料金がかかる場合は事前にそのことを提案)がある。
こういった付加価値に意識的な社員のサービスはすばらしいとおもいます。
私たちのために汗水を流してくれそうか。
お葬式の満足度は、葬儀にたずさわる「人」で全てが決まります。
その社員が、葬儀施工に関する業務経験があることや頭の回転が速いことも大事ところですが、新入社員であっても自分が知らないことを知ったかぶりをせずに素直に「私の知識不足の為、上司に確認してまいりますのでしばらくお待ちください。」など、
些細なことであっても葬儀になれない私たちのために懸命に動いてくれることが一番大事なことではないでしょうか?



上記の条件が満たせれていた葬儀社は絶対にダメな会社です・・・
グーグル口コミ評価なども参考にすると良いかと思います。
また、個人的に自社の口コミに良い評価だけでなく悪い評価にも丁寧に返信されている業者さんは選択の中に入れても良いかと思います。




